ちょい若おやじの映画と読書の記録

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映画レビュー#58 蒲田行進曲 [邦コメディ]

2015.11.24 (Tue)
kamata koushinkyoku

[説明]
公開:1982年10月9日(日本)
上映時間:109分
監督:深作欣二
脚本:つかこうへい
出演:
松坂慶子、風間杜夫、平田満、原田大二郎、蟹江敬三、
高見知佳、清水昭博、岡本麗、萩原流行、石丸謙二郎、
千葉真一、志保美悦子、真田広之、他
音楽:甲斐正人

出典:wikipedia 蒲田行進曲

[あらまし]
舞台は、東映株式会社京都撮影所。
2大スターの1人である、“銀ちゃん”こと倉岡銀四郎は、くさーい演技と目立ちたがりで撮影所からも若干煙たがられていた・・・
そんな銀ちゃんはいつも大部屋役者の付き人たちを従えて、豪遊、豪遊、豪遊。
大部屋役者にとって、銀ちゃんをはじめ、主役をこなす役者は雲の上の存在。
あくまで大部屋役者なのである。映画に出たとしても、顔が映るかどうかなんて二の次なのである。
そんな彼らが、お給料としても、舞台のほんのわずかな注目も集めることができるのは、危険なスタントに挑む時であった。
さて、銀ちゃんには、売れなくなった女優の小夏という女がいたのだが、銀ちゃんにとっては遊び相手の1人といったところ。
それがどっこい、小夏が銀ちゃんの子供を身ごもり、銀ちゃんとしては困ってしまうことに。
これから売り出すために身辺を整理しなければと、ましてや赤ん坊を身ごもらせたなんていうのも面倒くさい話だと、小夏を大部屋役者の付き人であるヤスに押し付けるのである。
銀ちゃんを慕い、銀ちゃんに殴られ続けてもニコニコ笑う、優しすぎる男ヤス。
銀ちゃんを愛し、どんな扱いを受けようとただ銀ちゃんと離れたくなかった小夏。
そんな2人の新婚生活がはじまるのであった・・・
物語は、命の危険を大いに伴う、“階段落ち”のセットを中心に動いていくのだった・・・

不朽の名作、蒲田行進曲。
脚本をつかこうへいに、監督深作欣二でおくる、どこか切ない人間ドラマ。
この映画こそ、今の若い世代にも見てもらいたい、そんな映画だ!
(文責・管理人)


[レビュー]
この映画は本当に面白いですねー!

元々、この映画、10代にもなっていないころに断片的に見たと思うのですが、記憶がもうぐちゃぐちゃで、覚えているのは、あの最後の一連の場面。幼心に強烈な印象を与えられた場面だったのでしょう。
それで、つい先日、『博士の異常な愛情』や『未来世紀ブラジル』なんかを教えてもらった知り合いと、
色っぽい女優」談議をしていた時に、
「蒲田行進曲の時の、松坂慶子。雑巾がけをしているときの松坂慶子のお尻が迫ってくるカット!」
だなんて、言われたら、それはもう見るしかないでしょう!

そんな卑猥な目線から、この映画を見ることになったのですが、やはり名作でした。

素晴らしき松坂慶子
↓というわけで早速、件のお尻シーン
松坂慶子1.1
松坂慶子2.2
松坂慶子3.3
松坂慶子4.4

こんな感じで、カメラの向こう側から近付いてくるんですね。
これは確かに、卑猥ですわ。

それはさておき・・・

松坂慶子扮する、小夏の変化が実にいいんですね。
当初は、売れなくなった女優という感じで、大物スターの銀ちゃんのことを愛する女で、服装なんかもお高い感じがするんです。
それが、成り行きとは言うものの、文字通り体を張って、自分の子どもではないおなかの子のために、お金を稼いでくるヤスの姿やヤスの実家のお母さんとのやり取りなんかも通して、徐々に変わっていくんですね。

ヤスと一緒になろうかなと決意している時の、小夏から銀ちゃんへの言葉がグッとくるんですよ。
自分が上手く行かなくなってきた頃に、小夏のもとに戻ろうと口説いてくる銀ちゃんに対するやり取りがすごくいい。
正直、好きな男、惚れた男に口説かれて悩まないわけがないのだけれど、小夏は銀ちゃんに対して、
「やっぱり一緒にいてくれるのが一番」と言うんですね。
ヤスをそこで選ぶんですね。
惚れた男、好きな男、そういう次元ではない、一緒になるということの何かしらを感じさせられました。

未婚の僕には響く言葉でしたね。これは。

さて、その頃の松坂慶子がまた、愛らしい、可愛らしい。
ヤスにお弁当を持ってくるシーンなんですが、お腹の子どもに向かって喋りかけるシーン。
松坂慶子5.5
↑これ可愛いですよね~。


“階段落ち”シーン
この映画の素晴らしい所の1つはこの“階段落ち”のセットをめぐる人情ドラマだと思う。
このセットを中心に、ここでの監督と役者のやり取りや銀ちゃんと小夏、ヤスと小夏などなど、素晴らしい人間模様が描かれている。

階段落ち2.2

↓こういう風に、ヤスと小夏の結婚式のシーンとしても
階段落ち1.1

↓最後の、新撰組の池田屋襲撃のシーン
階段落ち3.3

結婚式のシーンにしろ、オチのシーンにしろ、映画の中の映画を感じさせるような、まさに舞台を想起させるような演出になっているように感じられて、とにかく楽しめる。

最後の階段落ちのシーンは本当に、迫力もあって、「おお!」となること間違いなし!!!


最後に
こういう映画本当に好き。
♪ちゃー、ちゃ、ちゃー、ちゃ、ちゃちゃ、ちゃー、ちゃ、ちゃー、ちゃ、ちゃちゃ♪
といいテーマですよね~~~。

↓youtubeに「松坂慶子 蒲田行進曲」という徹子の部屋コンサートの映像発見


↓youtubeより、『蒲田行進曲』冒頭の場面(タイトルは「予告」にはなってますが)
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コメント

No title
こんばんは。

いや懐かしい。
でもすっかり内容忘れています(^_^;)。

当時の驚きは、フカサクさんがこの手の映画を撮れるとは思っていなかったこと。やくざ映画が専門だと思っていたので・・・(笑)

今回思い出したのですが、この映画って松坂慶子の映画だったんですね。
風間杜夫と平田満の主演作だとばかり記憶していました。

ともかく、面白かったという記憶は残っています。
また観直さないといけませんね(^_^;)。
なつかしい
なつかしい!本当になつかしい!
銀ちゃん、小夏、ヤス、三人の関係の微妙さ(というのか・・?)に夢中になった記憶があります。
特にアタシは風間杜夫の銀ちゃんがたまらなくて~大好きでした~
お?
若は松坂慶子ですか。なるほど。
なんとなくわかる気がします。
Re: No title
バニーマンさん、コメントありがとうございます。
こんばんは~。

> いや懐かしい。
> でもすっかり内容忘れています(^_^;)。

ははは。笑
公開が82年ですもんね。

> 当時の驚きは、フカサクさんがこの手の映画を撮れるとは思っていなかったこと。やくざ映画が専門だと思っていたので・・・(笑)

ははあ!!!
そうですよね。逆に僕は、深作監督のヤクザ映画を見たことがないので、というか任侠映画はあまり見たことがないんですが、なるほど~という具合です。

> 今回思い出したのですが、この映画って松坂慶子の映画だったんですね。
> 風間杜夫と平田満の主演作だとばかり記憶していました。

そうなんです!
冒頭のテロップにも、「主演 松坂慶子」なんですよね。
キャラクターの印象や露出度としては、風間杜夫や平田満の方がインパクトありますが、
映画自体は、松坂慶子の心境の変化を中心に動いているように思えました。

> ともかく、面白かったという記憶は残っています。
> また観直さないといけませんね(^_^;)。

すごく楽しく、そして切ない気持ちにもなれる映画だったと思います。
僕はいまだレンタル店で発見できていないのですが、
バニーマンさんが記事にもされていた『太奏ライムライト』の世界なんだと思います。
併せてより観たくなりました。
Re: なつかしい
あかりちゃん、コメントありがとうございます。

> なつかしい!本当になつかしい!

おほほほほ!
映画っていいですよね~~~。

> 銀ちゃん、小夏、ヤス、三人の関係の微妙さ(というのか・・?)に夢中になった記憶があります。
> 特にアタシは風間杜夫の銀ちゃんがたまらなくて~大好きでした~

おっしゃる通り、この3人の関係性はすごくよかったと思います。
定型のようで、それぞれの個性もあって、何より楽しい。
風間杜夫の銀ちゃんは、カッコよかったですよね。
最後の新撰組の階段落ちの時の顔アップは相当グッときましたし。

> お?
> 若は松坂慶子ですか。なるほど。
> なんとなくわかる気がします。

ははは。笑
まずいまずいです。自重しないと。笑
こんにちは♪^^
今朝はご訪問何かとありがとうございました☆

つかりこさんのお蔭で、
ちょい若おやじさんの所に
お邪魔することができて嬉しいです♪


この映画!
観たはずなんですが、私も他の方と同じく内容記憶喪失です^^;

ただ、高校の時の文化祭で、
あるクラスがこの映画を演じたのが印象深く残っていて、
”素晴らしかった”そう感じたのだけは今でも憶えています。
名作ですよね!

松坂慶子さんのヒップ!
これは女性の私でもドキドキしますよ。。^^;
男性だと尚更のことでしょう。

映画はもちろんのこと、
主題歌は今でも歌い継がれる名曲!

日本を代表する映画であることは間違いないですね^^


つたなき感想、失礼しました^^;
Re: こんにちは♪^^
ももこさん、コメントありがとうございます。

こちらこそ、ありがとうございました。
つかりこさんを通じて新しい輪が広がり、嬉しいです♪

> この映画!
> 観たはずなんですが、私も他の方と同じく内容記憶喪失です^^;
>
> ただ、高校の時の文化祭で、
> あるクラスがこの映画を演じたのが印象深く残っていて、
> ”素晴らしかった”そう感じたのだけは今でも憶えています。
> 名作ですよね!

やはり皆さん記憶喪失にかけられつつ、そして名作だという記憶は残っている。
良い映画って、時にそんなことをしてくれます。
僕も数年後には記憶喪失になってそうですが、名作な感じはずっと残るのかなあと思ってます。

そうそう、ももこさん、福岡にずっと暮らしてらっしゃるということで。
来年からは僕も福岡に戻って生活していきます。
福岡の良さを6年ぶりに満喫しながら生きていけるのは楽しみです♪

ももこさんの所にもリンクありがとうございます。
僕の所はこんな感じでだらだらっと書いているブログですが、よろしくお願いします☆

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