ちょい若おやじの映画と読書の記録

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"Words can't describe how it feels flying through an aurora. I wouldn't even know where to begin..."

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映画レビュー#45 南へ行けば [洋ドラマ]

2014.12.31 (Wed)

南へ行けば [DVD]南へ行けば [DVD]
(2014/12/05)
レア・セドゥ

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[説明]
公開:2009年12月30日(仏) 
*日本劇場未公開作品(2014年12月5日オンリー・ハーツよりDVDリリース)
上映時間:90分
原題:Plein Sud
監督:セバスチャン・リフシッツ Sébastien Lifshitz
脚本:Stéphane Bouquet , Vincent Poymiro , Sébastien Lifshitz
出演:
ヤニック・レニエ Yannick Renier ― サム Sam
レア・セドゥ Léa Seydoux ― レア Léa
テオ・フリレ Théo Frilet ― マチュー Mathieu
ピエール・ペリエ Pierre Perrier ― ジェレミー Jérémie
ニコール・ガルシア Nicole Garcia ― サムの母親 La mère
音楽:Marie Modiano , John Parish , Jocelyn Pook

出典:エンドクレジット、IMDb Plein sud (2009)
日本版DVD販売元:株式会社オンリー・ハーツ

[あらまし]
―夏、フランス―
27歳の青年サムはヒッチハイクで乗ってきたマチュー、レア兄妹とともに南へ向かってフォードを走らせていた。若い兄妹のうち兄はゲイでサムに惚れている模様で、妹は男好きでどこぞの男との間で妊娠している模様。一体どのようにサムの車に2人の兄妹が乗ることになったかの経緯は定かではないが、とりあえず南へ向けって車を走らせていた。更に道中、レアにナンパされたジェレミーも加わり、旅は続いていく。

サムはこの南に向かう旅の理由に関わる秘密を抱えているのだった・・・
マチューはサムへの好意を示すが、2人の間の溝はなかなか埋まらない・・・
レアはジェレミーと肉体関係を持つのだが、彼女の望む「愛」にはならない・・・

『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥ出演作品。
日本劇場未公開作品であるが、恐らく『アデル、ブルーは熱い色』で注目を浴びたレア・セドゥの出演作品ということもあって株式会社オンリー・ハーツよりDVDリリース。
秘密を抱えた青年主人公サムの物語を中心に、マチューやレア、ジェレミーの物語を描くロード・ムービー。
(文責・管理人)


[レビュー]
『アデル、ブルーは熱い色』でその存在を知ったレア・セドゥが出演しているということで手に取った作品。
実のところ、このブログ記事を書いている時点ではまだ『アデル。ブルーは熱い色』は観ていない。
『アデル、ブルーは熱い色』の予告映像を観て、レア・セドゥに魅力を感じ、観たこともない作品のBDを購入するというレアな(稀な)現象まで生じているという状態なのである。
諸々の事情によって自宅のBD再生機器の調子が悪く、商品が届いたのに鑑賞できないという状況になってしまったために、後で観ようと予定していた本作を『アデル、ブルーは熱い色』より先に観ることでレア・セドゥの予習をしようという目的で鑑賞した。
従って、今回のレビュー構成は、

 ①全体の感想
 ②レア・セドゥ

の以上2点とし、軽めにやって『アデル、ブルーは熱い色』に備えることとする。

全体の感想
さて、本作だが、かなり淡々と物語が進行していく印象を受けた。主人公サムがなぜ南へ向かっているのかを彼の回想シーンからしだいにわかっていくという仕掛けではあるが、その物語のラストにかけて淡々と描かれるのである。ただし、主人公サムの物語が中心でありながら、ゲイのマチューとサムの関係や肉体関係ではない「愛」という何かを求める妊婦のレア、サムと実弟との関係性などもまたそれぞれ小出しに描くことで、1本の物語に複数の物語が絡み合うような構成になっている。

一体なぜサムが南に向かっているのか、そして兄妹もまたなぜヒッチハイクして旅をしているのかの詳細や経緯はあまり描かれない。サムの回想シーンからサムの抱える闇が幼少時代に経験した父親の自殺であり、そのきっかけを作った精神病の母親への恐怖体験ややりきれない想い、怒り、憎しみにあることはわかってくる。母親が精神病院から20年ぶりに退院したという手紙を受け取ったことをきっかけにサムは父親が自殺をしたときに使用した銃を手に母親のもとを目指しているのである。幼少時代に大好きな父親が自殺するシーンを目撃し、そのきっかけとなった母親に対する怒り、憎しみ、恐怖によって、現在に至るまで心に闇を抱えていたように思う。
その道中、実弟の元に向かった際も母親に対する想いのズレを感じるように思えたし(弟のほうは割とあっさりと新たな人生を歩んでいた)、自分だけが何か止まったままであるようにサムが感じていたようにも思えた。

いずれにせよ、そういったサムの旅の途中を共にするマチューやレアの存在もまた物語を引き立てていた。
マチューというサムより一回り若い青年の苦悩やマチューとサムの関係の描写、レアの「愛」を渇望する描写などそれぞれが淡々と描かれ、それぞれが独立しているようで一本筋につながっていくような印象を受けた。

原題の"Plein Sud"は「フランス語-日本語 辞書, Glosbe」によれば、「南向き」であるらしい。
また「プレン・シュッド Plein sud」というワインがあるらしく、「楽天ショッピング 酒のあおい本店」によれば、"Plein Sud"の意味は「真南」であるらしい。
「真南」という表現方法があるかはわからないが、「真夏」「真冬」と同じ使い方なのだろうか?
映画の移動の方向性が「とにかく南」なので、「真=直」といった感じなのだろう。

レア・セドゥ
最高に魅力的な女性だ。
かなり管理人の好み。
最近ようやくわかってきたが、エレン・ペイジしかりレア・セドゥしかり素朴であって笑うと片側の頬が上がるような女性が好みのようだ(あ、どうでもいいか)。
それにしても物語冒頭にレア・セドゥがセクシーなダンスを踊ってくれるのだが、いきなり画面にくぎ付けになった。
『アデル、ブルーは熱い色』の青髪の彼女も美しいと思うが(あくまで予告編鑑賞時点)、本作の赤みがかかったロングも素晴らしく美しく艶やかである。
これはもう彼女の作品が今後は「こうご期待」になりそうである。
体当たりな演技をするようだが、彼女の独特な空気感といい、間といい注目したいところだが、何となく彼女はアメリカンなエンターテインメント作品というよりは、こういった淡々と進んでいく作品に向いているような気がした。


おわりに
気がつけば2014年はもう終わり。
ブログをはじめてシステムやら体裁やら四苦八苦していたブログ元年だった。
そしてブログをはじめたことで得られた出会いに感謝、感謝。
来年もまたちょい若おやじをよろしくお願いします。
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コメント

No title
レア・セドゥは知りませんが、エレン・ペイジ・・・
そっか〜、ちょい若さんのタイプなのね(笑)
2015年はエレン・ペイジのような彼女と出会えますように☆
ん?ひょっとしてもう出会ってる??

よいお年を!
私も感謝!
ちょい若おやじさんの映画&本レビュー、感謝しています。「あ~この映画(本)観たい観たい!」と、沢山わくわくさせてもらってます。ありがとうございます。

「最近ようやくわかってきたが、エレン・ペイジしかりレア・セドゥしかり素朴であって笑うと片側の頬が上がるような女性が好みのようだ(あ、どうでもいいか)。」

いいえ、どうでもよくありません。そういう映画感想がとっても嬉しい読者な私です。
この人が好み~大好きよ~って、読んでて幸せな気分になるし、それだけ人を魅了する役者さんであり、映画作品であるんだなって、納得もさせられます。
興味がわきます。

来年も、ちょい若パワー爆裂させてください。
来年もよろしくお願いします。
Re: No title
さとちんさん、コメントありがとうございます。

> 2015年はエレン・ペイジのような彼女と出会えますように☆
> ん?ひょっとしてもう出会ってる??

まだ出会ってないですね~。
2015年に期待します!笑

さとちんさんもよいお年を~。
Re: 私も感謝!
あかりちゃん、コメントありがとうございます。
2014年最後の更新が私の好みの判明という記事になってしまいましたが、
来年もまたこんな感じの趣味の爆発を目指しますのでよろしくお願いします。

ちなみに今年の映画見納めは『アデル、ブルーは熱い色』でした。
2015年の最初の記事になるかもしれません。

それではよいお年を~。
レア・セドゥ
ちょい若おやじさん、あめでとうございます。
先日は、本当にお世話になりました。無事にホテルに帰れました。
レア・セドゥさんの画像見ました。
とっても魅力的ですね。ちょい若おやじさんの好みですか、何となくわかります。そして、是非とも観させて頂きます。今年も宜しくお願いします。
おめでとう!!
ちょい若さんこの間は、本当にお世話になりました。無事にホテルに帰りました。かなり酔ってましたが…。

レア・セドゥ
画像調べました、なかなか魅力的、是非とも観てみます!!
今年も宜しくお願いします。

※2回送信してたらスミマセン…
Re: おめでとう!!
カッパさん、コメントありがとうございます。
こちらこそ先日はありがとうございました!
そして、レア・セドゥともども今年もよろしくお願いします!

追伸
これを機にコメント機能を「承認待ち」なしの仕様に変えようと思います。
No title
あけましておめでとうございます!

過日はありがとうございました。
おかげさんで、とても楽しかったです!
またぜひやりましょうね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

『アデル、ブルーは熱い色』は、予告編を幾度か観ていて、
おととい、レンタル店で正月用に何本か借りた時に手が伸びたのですが、
また今度にしちゃいました。(笑)

レアちゃんは、髪の青いほうですよね?
Re: No title
つかりこさん、コメントありがとうございます。
あけましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

> 『アデル、ブルーは熱い色』は、予告編を幾度か観ていて、
> おととい、レンタル店で正月用に何本か借りた時に手が伸びたのですが、
> また今度にしちゃいました。(笑)
>
> レアちゃんは、髪の青いほうですよね?

私は先日、ブルーレイで購入し、鑑賞しました。
3時間もあるのでお時間にゆとりがないと厳しいかとは思いますが、一見の価値は大ありかと。
近日、こちらについての記事をアップする予定でいます。
光や色調の使い方に美しさを感じました。

レア・セドゥは髪の青いほうです。
個人的には本作のように髪の長いほうがお好みですが、ショートカットもかなりGoodです!
No title
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

アデルは僕もまだ観ていません。
上映時間が長いので、尻込みしています(^_^;)。

でも主演の女性二人はとっても興味があります。
こんな作品があるとは知りませんでした。
大変惹かれますね。
Re: No title
バニーマンさん、コメントありがとうございます。
そして、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

先日、『アデル~』のほうを観たのですが、一見の価値大ありだと思います。
ただ長いので時間に余裕がないと厳しいと思います。

本作と『アデル~』はともに同性愛に関する描写が多いのですが、レア・セドゥをはじめフランスの俳優さん達の根性はすさまじいものを感じます。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
観ました
『アデル、ブルーは熱い色』を観ました。
ドキュメンタリーというかナチュラルというか、
すごいリアルに演出された映画ですね。
もちろん演技はバツグンでした。
性描写で話題になった作品みたいですが、
日本版ではもやもやがかかっていて残念でした。(笑)
超アップのカット多用されているのが印象的!
シリーズは作られるんでしょうかね?
鍵コメさんへ
連絡いただいていたのにお返事できずすみませんでした。

本当にこちらこそ、よろしくお願いします!
これから遊びに行かせていただきます!
Re: 観ました
つかりこさん、コメントありがとうございます。
そして、全然お返事出していなくてすみませんでした。

『アデル~』は私も2回は観ました。
私の好きな映画のタイプだったのですが、
性描写について日本版がもやもやかかっていたというのは知りませんでした。
そういえばむこうでは完全もやもやなし版の作品もしばしばお目にかかるので、
『アデル~』についてももやもやなしだったのですね!
いやあ、それは向こう版で見たかったですね~。笑
コミックということでシリーズ化もありえるのでしょうが、確か監督インタビューではその点については言及されていたようなされていなかったような。
記事にする際に確認してみます!

> 『アデル、ブルーは熱い色』を観ました。
> ドキュメンタリーというかナチュラルというか、
> すごいリアルに演出された映画ですね。
> もちろん演技はバツグンでした。
> 性描写で話題になった作品みたいですが、
> 日本版ではもやもやがかかっていて残念でした。(笑)
> 超アップのカット多用されているのが印象的!
> シリーズは作られるんでしょうかね?

コメントありがとうございますm(__)m
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